ページトップ

仕事を通して、大事なことに気付いたのです。
それは、「ほとんどの人は窯の善し悪しを判断できずにいる、そして値段の安さや、完成度の低い窯を選んでしまっている。また、きちんとしたアフターフォロー、焼成指導を行う事の出来ないメーカーで買ってしまい、うまく焼成する事が出来ていない。
そういった方が様々なクレームを抱えていることが多いのでは?」ということです。
特に窯業地以外の都市で多いように感じます。

ある方などは、ある業者から私共の作った中古の窯。(どう流れたのかは不明)
これを購入し、使っておられました。大変古いモデルだという事もあり、老朽化も激しいものでした。その方はそろそろ買い替えの時期という事で、弊社に連絡を頂けたので、さっそく商談に伺いました。
確かに20年ぐらい前の弊社製0.2m3でしたが、煙突の工事がひどく、短いうえに90度に曲げてあり、そのせいで引きが悪くなっていました。台車付なのに、「レールはないから」と言われたらしく、取り付けてありませんでした。

そのお客様は他の2社からも見積をとっておられたのですが、同じメーカーをということで、弊社に注文をを頂く事が出来ました。その時に興味本位で他の2社の見積を見せてもらったのですが、その内容に愕然としました。仕様のわりにやたら高いのです。しかも窯の単価だけという事らしいのです。1泊2名の費用、運搬費を含めた弊社の見積よりも高いのです。仕様の違いは例えば煉瓦の壁厚などなのですが、65ミリしかないのです。耐火断熱レンガ、耐火レンガとも230x115x65ですから、まるで、まな板を立てたような壁です。かなり熱が逃げて燃費が悪いでしょうし、一体何年もつのでしょうか?ちなみに弊社の場合は基本が180ミリ、扉にいたっては230ミリを使用します。

趣味とはいえ、展覧会などを目標に、真剣に陶芸をやっていこうとしている主婦の方にいい加減なものをすすめ、焼成の指導もまともに行わない。ひびや不具合などで連絡をしても、「遠いから・・・」といって修理にもなかなか来てくれない。
そしてなによりも、窯業地とその他の地方、プロとアマチュアの間、これらの間に発生してしまっている単価の差・・・。それらにやりきれない思いを感じたのです。

NEXT

for inquires and comments, email ohsawa@quartz.ocn.ne.jp
Copyright © 2006 Ohsawa Gas Shattle Kiln. All Rights Reserved.